2020年6月9日火曜日

6/9(火)FMOH! 「ラブフラップ火曜日 上野砂糖コーナーでクイズに答えてプレゼント

関西は明日あたりから「梅雨」入りなんてことも言われておりますが
梅雨と言えば文字通り「梅」の季節
この季節ならではの梅と焚黒糖(たきこくとう)を活用した健康ドリンク「黒糖梅シロップ」づくりはいかがですか?
実は毎年作っていまして去年はキヨピーさんもチャレンジしてくれました
こちらがその様子です。

ということで今日のクイズ
梅シロップ作りには氷砂糖など固まりのお砂糖を使いますがなぜ?

A:固まりのお砂糖だから上から重しになって梅のエキスを絞り出してくれるから
B:固まりのお砂糖には梅のエキスを引き出す力があるから
C:固まりのお砂糖は溶けると液体になって甘くておいしいシロップになるから

どれかなぁ?

シロップ作りをしたことがある方は簡単かもしれませんが
意外な理由なんですよ。

ヒントは浸透圧(しんとうあつ)、
って言われても・・・ですよね。あまり聞きなれない言葉ですから
ポイントは糖度(とうど)、梅もお砂糖もどちらも糖度がありますが
実は違う糖度のものどうしがくっつくと、くっついた二つのものの糖度を均一にしようという働きが起こるのです。梅シロップでいうと「梅」と「お砂糖」がその二つのもの。
この二つが容器の中でくっつくと互いに同じ糖度になろうと働くんです。
これが浸透圧・・・。
ちなみに糖度が高いほうに糖度が低いものは引っ張られることでその中の糖度がより等しくなるように働くのです。この場合はより糖度が高いほうは「お砂糖」糖度の低いほうは「梅」なのでお砂糖は梅のエキスを引っ張り出すことで容器の中の糖度が均一になろうとするので梅のエキスが引き出されるのですね。そしてシロップになるんですよ。

ちなみに左の画像は昨日(6/8)に作りました。
じわ~っとお砂糖と触れている所から出ているの
わかります?







今年は青梅が少なかったので今の時期に出ている「南高梅」を使いました。
作り方はこちらです。

分量もレシピでは梅とお砂糖を同量にしていますが
お砂糖が溶け切らないこともあるのと
ほんのり黒糖風味を目指して
梅1㎏:氷砂糖:500g:焚黒糖(成形)200g
で作ってみました。
日々の様子は追ってお伝えします。