2月23日(土)19:26~「大阪の新常識 OSAKA LOVER」にて、関西風すき焼きには欠かせない
調味料である「お砂糖」に関して放送され、関西砂糖特約店協同組合理事長も務めさせて頂いている弊社副社長の林が出演。大阪と深い関係のある、お砂糖の歴史や砂糖の効果などに関して取り上げられ、堺筋にある弊社の「上野BRビル」も一部放送されました。
番組は関西ローカルであったため、ご覧いただけなかった地域の方、見逃した方に大阪と砂糖の歴史に関してちょっとご説明いたします。
●大阪と砂糖の関係
昔から大阪と関係の深い物と言えば、昆布、堺の刃物などが有名ですが、砂糖も大阪と非常に深いつながりにあることをどれくらいの方がご存じでしょうか。
大阪が「天下の台所」と呼ばれていた江戸時代、大阪はあらゆる砂糖の集散地として賑わっておりました。琉球大島の黒糖、讃岐や土佐の和糖、中国から長崎を経て輸入されていた唐紅毛糖(カラコウモウトウ)など、日本国内で扱われる砂糖のほとんど全てが、海路で大阪に運ばれてきておりました。
一度大阪に着いた砂糖は、江戸を初め、日本各地に向けて再び積み出される方法が採られており、大阪は、日本の大ターミナルセンターであり、この姿は明治の初めまでほとんど変わりはなかったそうです。
日本全国のお砂糖が集まった大阪には砂糖問屋も多数あり、その多くが堺筋沿いにお店を構えてました。そのことから、砂糖が欠かせない関西風の「すき焼き」を出すお店では、砂糖のことを「堺筋(さかいすじ)」言われていたそうです。
あまり知られてはいませんが、このように大阪と砂糖には非常に深い繋がりがあり、その当時砂糖は北前船などの海路にて運ばれていたため、海の神様でもある住吉大社には、当時の砂糖問屋が奉納した石灯籠が数基現存しています。
上野砂糖の主力商品の「焚黒糖(たきこくとう)」は、50年以上愛され続けている以外にも、「大阪と砂糖の歴史」もあり、大阪府知事より「大阪産名品」として認定されています。
大阪と深い関係にあるお砂糖に関して、少しでも愛着を持ってご使用頂ければ幸いです。
「大阪人の新常識 OSAKA LOVER」(テレビ大阪)Webサイト
http://www.tv-osaka.co.jp/sp/osaka_lover/archive_190223.html